腱板断裂のなぜ34〜アウターばかり鍛えるとどうなる?③〜

2020年12月24日木曜日

セラピスト向け 運動学 肩の痛み 肩関節 腱板断裂

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みなさん、こんにちは理学療法士のじんた(@k_jinta)です!

今回も腱板断裂のなぜについて書いていきたいと思います。

今回はアウターばかり鍛えるとどうなる?第3回目

というテーマで説明していきますね。


第1回目はこちら↓

第2回目はこちら↓



それでは書いていきます。


動的安定化機構


腱板は支点形成に直接関与しており、
関節包の緊張を高め、求心位を高めています。
以前の記事でも書いていますが、
バランスが非常に重要です。


また、肩甲下筋と棘下筋・小円筋のフォースカップル作用も
存在しているので、
こちらも非常に重要です。
keatingらは腱板の生理的筋断面積を算出しており、
棘上筋+棘下筋+小円筋≒肩甲下筋という報告をしています。

これらを踏まえて
腱板筋が機能するようにしてから
アウターのトレーニングを行うことをおすすめします。


おわりに

いかがだったでしょうか?
セラピストである以上、
「良くする、改善させる」はもちろんですが、
悪くさせない」これが最も重要です。

肩関節について詳しいことをもっと知りたい方は
こちらのnoteを覗いてください!



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理学療法士のじんたです。運動器疾患に対して実際の臨床で使える知識、経験を発信。認定理学療法士(運動器) 。大阪の病院に勤務。運動器を中心に診療。過去に多数の運動器疾患の患者様を担当。コンディショニング、むくみ改善、動きやすい身体作り、など、相談承ります!

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