肩関節の評価方法

2020年7月23日木曜日

セラピスト向け 肩関節 評価

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はじめに


今回はセラピスト向けの記事です。

 

今回は肩の評価について書いていきたいと思います。

なぜ、肩なのか、

純粋に肩関節疾患の患者さんを見る機会が多いからです

腱板断裂、肩関節周囲炎、SLAP損傷、投球障害…など

当院では様々な疾患の方が来院されます。

 

どの疾患に対しても必要なのが【評価】です

 

特に可動域を中心に書いていきます。

肩関節可動域制限の因子


制限因子とそれに対応する

評価をスライドにまとめました。



これを見れば可動域制限がある場合の
制限因子が一目でわかると思います。
活用していただければと思います。

肩後方タイトネスに対する評価

肩後方タイトネスに対する評価として一般的に用いられるのは
2nd内旋、3rd内旋
の可動域だと思います。

僕は、それに加えて、座位で簡便に後方の硬さをみれる
テストをよく用います。

それは…
Wiping Face Test(WFT)

です。

座位で行うので簡便に評価ができ、スポーツ現場でも
非常に使いやすいテストです。
また、2nd内旋可動域と相関が高いという報告もされています。
ポイントとしては
角度で評価するのではなく、
左右差をみるということです。
要望があれば動画も出します!


ここからは3rd内旋について
3rd内旋の測定方法って、
難しくないですか?
肩甲骨をしっかり抑えないと浮いてきますし、
再現性が怪しいですよね…
当院のスタッフは全員この方法で測定しています↓↓
肩甲骨を膝で固定します
これならしっかり抑えれますし、
浮いてくるのが膝で感じることができるので
再現性もだしやすいと思います。
コツとしては
一旦、3rd外旋方向にもっていってから行うと、
よりしっかり肩甲骨の固定がおこなえます。
こちらも、要望があれば動画を出します!

まとめ

いかがだったでしょうか。
初めて、セラピスト向けの内容を書きました。
今後もどんどん投稿していきますので
よかったらチェックしてみてください。

また、肩関節についてもっと詳しく知りたい!という方は
こちらのnoteを読んでみてください。
無料部分だけでも読み応えはあると思います!!


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