そもそも肩こりとは?
肩こりとは、通常、首から肩甲骨あたりにかけて生じる
重たく、にぶい痛みのような症状
をいいます。
肩こりはこったような症状があるだけで、正式な病名ではありません。
なぜ、肩こりの症状が出るのかというと、原因はさまざまです。
実際、厚生労働省の「国民生活基礎調査(平成28年)」によると、
女性が感じる自覚症状の第1位が肩こりで、男性でも第2位に上がっています。
肩こりは日本人の国民病ともいえます。
また、コロナ禍でテレワークで仕事を行う方々も増え、
ますます、肩こりが加速しているのではないかと思います。
なぜ肩こりになるのか?
肩こりの原因は数十種類もあり、人によってさまざまです。「同じ姿勢、眼精疲労、運動不足、
4大原因とされています。
その中でも、『同じ姿勢』
肩こりには、肩のさまざまな筋肉が関係しますが、
「僧帽筋」という大きな筋肉と、
と言われています。
僧帽筋は重い頭を一定の角度に維持したり、
肩甲骨を動かしたりといった重要な役割を持ちます。
また、肩甲挙筋も肩甲骨を引き上げるのには欠かせない筋肉です。
これらの筋肉は肩だけでなく背中全体にかけて、
人の頭の重さは5~6キロもあります。角度によってはもっと重たくなります。
『肩甲挙筋』と『僧帽筋』とは?
僕が考える肩こりの正体
それは…
肩甲骨
です!
実は肩甲骨ってかなり動くんです。
それがわかる画像がこちら
現在メジャーリーグで大活躍されているエンゼルスの大谷翔平選手です。
しっかり肩甲骨が動いていることでこの様な姿勢がとれるんです。
皆様も一度この姿勢をやってみてください…
できましたか?
多分できないですよね…(僕もできません…)
推測ですが、大谷選手は肩こりがないと思います。
また、先ほど紹介した『肩甲挙筋』『僧帽筋(上部)』は
肩甲骨の動きに関わっているんです!
例えば、
デスクワークをされている方で、パソコン画面を長時間みていると
自ずと…
(画像はhttps://physioyusuke.blog/より引用)
(よっぽど気をつけないかぎり)この画像の様な姿勢になってしまいます。
そうすると、先ほど紹介した2つの筋にものすごく負荷(ストレス)が
かかっているのがわかると思います。
そうなると肩甲骨の動きもかなり悪くなると予想できます。
また、
(画像はhttps://kire-kara.com/より引用)
画像の様な姿勢になっている人は少なくないと思います。
この姿勢を続けると肩甲骨は…
このような位置に留まってしまいます。
そうなるとくどい様ですが、
『肩甲挙筋』『僧帽筋(上部)』は短縮(筋の長さが短い状態)します。
それが続くとずっと力が入っている状態が続いているということになります。
ですので、肩甲骨の可動性は重要になってくるということです。
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