腱板断裂のなぜ46〜小胸筋は魔物?〜

2021年1月5日火曜日

インピンジメント セラピスト向け 運動学 解剖学 肩の痛み 肩関節 腱板断裂

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みなさん、おはようございます
理学療法士のじんた(@k_jinta)です!

今回も腱板断裂のなぜについて書いていきたいと思います。

今回は小胸筋は魔物?

というテーマで説明していきますね。


それでは書いていきます。


小胸筋は魔物?


小胸筋の基礎知識から。
第2-5肋骨の前面から始まり、
烏口突起に付着します。

作用は肩甲骨の前傾、下制、下方回旋。

僧帽筋の拮抗筋として作用します。


以前にも肩関節挙上時の肩甲骨の動きは書きましたが、↓

挙上最終域で肩甲骨は後傾、上方回旋、内転(外旋)が生じます。
建道らは挙上に伴い10°後傾するだけの可動性が必要と報告しています。

小胸筋の短縮や癒着があると、
肩甲骨は前傾、下方回旋、下制のアライメントになり、
後傾、上方回旋が制限されます。

肩甲骨の可動性が制限されると、
肩甲上腕関節への負担が大きくなり、
インピンジメントの出現や腱板断裂に繋がる可能性があります。



おわりに

いかがだったでしょうか?
セラピストである以上、
「良くする、改善させる」はもちろんですが、
悪くさせない」これが最も重要です。


この記事を読んで少しでも参考になったという方は、

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理学療法士のじんたです。運動器疾患に対して実際の臨床で使える知識、経験を発信。認定理学療法士(運動器) 。大阪の病院に勤務。運動器を中心に診療。過去に多数の運動器疾患の患者様を担当。コンディショニング、むくみ改善、動きやすい身体作り、など、相談承ります!

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