みなさん、おはようございます
理学療法士のじんた(@k_jinta)です!
今回も腱板断裂のなぜについて書いていきたいと思います。
今回は症候性腱板断裂になる機序
というテーマで説明していきますね。
それでは書いていきます。
症候性になる機序
無症候性腱板断裂が症候性腱板断裂になる機序を
スライドにまとめました。
必ずこの順番とは思っていませんが、
このように報告されています。
肩甲骨の運動制限、固定力の低下と言った
肩甲胸郭関節の機能障害が起こり、
肩甲下筋、小円筋への負荷が増大し、
硬結が起こる。
骨頭の前上方化が起こり、
求心位の保持が困難になり、
痛みが発生するといった流れになっています。
このことからわかるのは、
肩甲胸郭関節の機能障害と
肩甲下筋、小円筋の機能低下が起こると、
痛みが発生する可能性が高くなるということ。
言い換えれば、
症候性腱板断裂の方には、
肩甲胸郭関節と肩甲下筋、小円筋への
アプローチを行うことで無症候性になる可能性が高いということ。
ここまでわかれば、
肩甲骨の評価(可動域、筋力)、
肩の可動域評価(2nd内外旋、3rd内旋)が
必要であるとなりますよね。
ただし、
これらの要素のみかと言われると、
そうではありません。
靭帯、関節包、肩鎖関節...などほかの要素もあります。
あくまで、一つの例だと思っておくことを
お勧めします。
おわりに
いかがだったでしょうか?
セラピストである以上、
「良くする、改善させる」はもちろんですが、
「悪くさせない」これが最も重要です。
肩関節について詳しいことをもっと知りたい方は
この記事を読んで少しでも参考になったという方は、
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