腱板断裂のなぜ40〜関節包と滑液包〜

2020年12月30日水曜日

インピンジメント セラピスト向け 解剖学 肩の痛み 肩関節 腱板断裂

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 みなさん、おはようございます

理学療法士のじんた(@k_jinta)です!

今回も腱板断裂のなぜについて書いていきたいと思います。

今回は関節包と滑液包

というテーマで説明していきますね。


それでは書いていきます。


関節包と滑液包

関節包とは
関節を囲んでいる袋状の被膜で
外側は線維性膜で内側は滑膜でできている。
これが短縮すると
肩甲上腕関節の可動域制限にも繋がる。

滑液包とは
滑液の入った袋のことをいいます。
役割としては
組織の保護と肩関節の動きを円滑にします。


肩関節にある関節包と滑液包です。

関節包と交通がある滑液包は、
交通していることで肩甲上腕関節の内圧の調整をしています。
閉塞すると、
内圧が上昇し、関節水腫と同じ状態になります。

肩峰下滑液包は
烏口肩峰アーチ下で腱板(大結節)の運動を滑らかにしています。

また、昨日の記事でも書きましたが、
肩峰下滑液包は自由神経終末の密度が高く、
痛みを拾いやすい組織であるということを
知っておくとアプローチ方法にも変化が生まれるのではないでしょうか?


おわりに

いかがだったでしょうか?
セラピストである以上、
「良くする、改善させる」はもちろんですが、
悪くさせない」これが最も重要です。

肩関節について詳しいことをもっと知りたい方は
こちらのnoteを覗いてください!



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理学療法士のじんたです。運動器疾患に対して実際の臨床で使える知識、経験を発信。認定理学療法士(運動器) 。大阪の病院に勤務。運動器を中心に診療。過去に多数の運動器疾患の患者様を担当。コンディショニング、むくみ改善、動きやすい身体作り、など、相談承ります!

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