腱板断裂のなぜ28〜肩のフォースカップル作用〜

2020年12月18日金曜日

インピンジメント セラピスト向け 運動学 肩の痛み 腱板断裂

t f B! P L


 みなさん、こんにちは理学療法士のじんた(@k_jinta)です!

今回も腱板断裂のなぜについて書いていきたいと思います。

今回は肩のフォースカップル作用

というテーマで説明していきますね。


それでは書いていきます。


肩のフォースカップル作用とは?


肩のフォースカップル作用とは肩関節の安定性や運動に寄与しています。

・棘下筋、小円筋、肩甲下筋における上腕骨の求心位の保持

・僧帽筋各線維と前鋸筋によって肩甲骨の上方回旋

・肩関節外転時の三角筋と腱板筋のフォースカップル

・大胸筋による前方剪断力に対して肩甲下筋が関節窩に引きつける

これらが破綻すると
肩甲上腕関節の不安定性、インピンジメント、
肩甲上腕リズムの乱れなどの機能障害が生じます。

以前の記事で

インナーとアウターのバランスが重要であると書きましたが、
バランスが崩れると
このフォースカップル作用が破綻し、
機能障害に繋がります。


おわりに

いかがだったでしょうか?
セラピストである以上、
「良くする、改善させる」はもちろんですが、
悪くさせない」これが最も重要です。

肩関節について詳しいことをもっと知りたい方は
こちらのnoteを覗いてください!



この記事を読んで少しでも参考になったという方は、

ぜひ、シェア頂けると幸いです。(記事を書く力の源になります!)



また、Twitter(@k_jinta)では、運動器疾患に関することや、

セルフストレッチ、若手セラピストの方にむけた内容も発信しております。

もし良ければ、フォローお願いします。



また若手セラピストに向けた内容を

noteに書いています。

他のnoteも合わせて累計100部以上ご購入いただいております!


ストレッチ指導、コンディショニング、動きやすい身体作り、むくみ改善など

気軽にご相談ください。出張も行っております。





このブログを検索

自己紹介

自分の写真
理学療法士のじんたです。運動器疾患に対して実際の臨床で使える知識、経験を発信。認定理学療法士(運動器) 。大阪の病院に勤務。運動器を中心に診療。過去に多数の運動器疾患の患者様を担当。コンディショニング、むくみ改善、動きやすい身体作り、など、相談承ります!

note

note
累計700部以上ご購入いただいております!

園部俊晴ブログ

園部俊晴ブログ
僕が尊敬しているホンモノの理学療法士

西野亮廣エンタメ研究所

西野亮廣エンタメ研究所
僕が唯一入会しているオンラインサロン

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

ブログ アーカイブ

長文保管庫

    長文まとめ 「コスパ&タイパについて」 「ひとつでも学びがあればOK」 「正常歩行は一旦忘れる」 「離床について」 「圧迫骨折の感覚的な面を言語化」 「歩行観察は細分化してもいい」 「無料には限界がある」 「固定概念を捨てろ」 「正常歩行が正義?」 「僕も歩行観察は大の...

Twitter

QooQ