腱板断裂のなぜ19〜肩甲上腕リズムとは?〜

2020年12月9日水曜日

インピンジメント セラピスト向け 運動学 肩の痛み 肩関節 腱板断裂

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みなさん、こんにちは理学療法士のじんた(@k_jinta)です!

今回も腱板断裂のなぜについて書いていきたいと思います。

今回は肩甲上腕リズムとは?

というテーマで説明していきますね。


それでは書いていきます。


Q.肩甲上腕リズムとは?


A.上腕骨と肩甲骨の動きの比率のこと

一般的には
「上腕骨:肩甲骨=2(120°):1(60°)」
の割合で動くと言われていますが、
竹井、McClureは挙上とともに上腕骨の動きは小さくなり
リズムは現象すると報告しています。

つまり、
下垂位では上腕骨の動く割合が高く、
挙上位では肩甲骨の動く割合が高くなるということです。

肩甲骨の動きが減少すると
インピンジメントを引き起こすとも言われています。
ですので、肩関節疾患の方には
肩甲骨へのアプローチも必要になってきます。
また、肩インピンジメント症候群の特徴として
90°以下での上方回旋低下が報告されています。

腱板断裂が発生し、
フォースカップルが破綻すると、
このリズムが乱れなどの機能障害が起こります。

ポイントとしては
肩甲骨の動きを引き出す
です。


おわりに

いかがだったでしょうか?
肩関節について詳しいことをもっと知りたい方は
こちらのnoteを覗いてください!



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理学療法士のじんたです。運動器疾患に対して実際の臨床で使える知識、経験を発信。認定理学療法士(運動器) 。大阪の病院に勤務。運動器を中心に診療。過去に多数の運動器疾患の患者様を担当。コンディショニング、むくみ改善、動きやすい身体作り、など、相談承ります!

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