はじめに
みなさんは担当している患者さんの靴を気にしたことはありますか?
もしくは自分のおじいちゃん、おばあちゃんの靴を見たことはありますか?
自信を持って、「見ている!」という方は正直少ないと思います。
僕もその一人でした…
インソールに興味はあったものの、靴を注意して見ていませんでした。
しかし、神谷さん(@shoesinsole)のツイートをみて
靴の重要性を知りました。
みなさんにも知って欲しいと思ったのでこの記事を書こうと思いました。
靴の基本構造
普段あまり意識したことがないと思いますが、
靴の基本構造についてです。
こんな感じです。
こんな名前がついているんだーという認識でいいです。
足に良い靴、良くない靴
足に良い靴、良くない靴の例をまとめました。
参考にしてくだい。
ここでわかるように、
「軽くて柔らかい」
「靴底が薄い」
この条件の靴は良くない靴ということです。
高齢者の靴選びの基準
では、高齢者の方はどのように靴を選んでいるのか?
答えは…
「着脱のしやすさ」です。
これは、本人だけの問題ではなく、僕ら療法士、介護職に携わる方が
選ぶ際に、ここを優先しているからでもあります。
「歩くための靴」ではなく
「履かせやすい靴」を無意識的に選んでいるということです。
高齢者の足トラブルと身体機能
高齢者の足部の形態的特徴は、扁平足や開帳足、外反母趾、巻き爪など
変形が多く認められることです。
このような変形が、幅の広い柔らかいアッパーを選ぶ理由であると
考えられます。
しかし、スライドに示すように、不適切な靴を履き続けると
足のトラブルが起きたり、転倒しやすくなる
ということがわかります。
このことからも
「歩くための靴」
という視点を持った方がいいのではないかと思います。
さいごに
介護靴(リハビリシューズ)が悪いというわけでは
決してありません!
足のアーチを保持するためには
歩くことが必要です。高齢になると歩く距離や時間が少なくなり、
アーチの保持ができなくなります。
ですので、「歩くための靴」頭の片隅に置いていただき、
高齢者の靴を選ぶ際の一助になれば嬉しいです!
詳しいことをもっと知りたい方は
こちらのnoteを覗いてください!
高齢者だけではなく、一般の方、子どもの靴の選び方も
書いています。
この記事を読んで少しでも参考になったという方は、
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