腱板断裂のなぜ12〜手は挙がるようになる?〜

2020年12月1日火曜日

セラピスト向け 一般の方向け 肩の痛み 肩関節 腱板断裂

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みなさん、こんにちは理学療法士のじんた(@k_jinta)です!

今回も腱板断裂のなぜについて書いていきたいと思います。

今回は手は挙がるようになるのか?

というテーマで説明していきますね。


それでは書いていきます。


Q.手は挙がるようになりますか?


A.挙上位で保持できれば挙がる可能性は高い

健側でアシストして患側上肢を挙上位に持っていき保持できれば、
自動挙上可能になる場合が多いです。
これはエビデンスがなく、
完全に個人の経験によるものです。
ですので、一つの評価指標として
考えていただければと思います。


また、松村らは肩甲下筋を含む3区画以上の断裂が
自動挙上低下の危険因子であることが明らかとなり、
とくに肩甲下筋腱断裂は
挙上障害の重要な因子であることが示唆されたと報告しています。

肩甲下筋腱を含む3区画以上の断裂がある方は
自動挙上ができない可能性があります。

- 実践編 -
患「手挙がるようになりますかね?」

セ「痛くない方の手で痛い方の手を持って上まであげれますか?
 (あげれたら)そこで止めれますか?そこで止めれるなら自分の経験上、
 挙がる可能性が高いですよ。」


おわりに

いかがだったでしょうか?
詳しいことをもっと知りたい方は
こちらのnoteを覗いてください!
今回のクエスチョンも含めた全20問を
私なりの回答&実践編を書いています。

肩について知りたい方は
こちらのnoteを覗いてください!



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