腱板断裂のなぜ③

2020年11月22日日曜日

セラピスト向け 一般の方向け 肩の痛み 肩関節 腱板断裂

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みなさん、こんにちは理学療法士のじんた(@k_jinta)です!

今回も腱板断裂のなぜについて書いていきたいと思います。

今回は遺伝するの?両肩なるの?

というテーマで説明していきますね。


Q5.遺伝するの?


A.家族や兄弟で腱板断裂になったことがある人はない人に比べてなりやすい

Dminiqueらはこのように報告しており、
断裂の大きさの進行や症状の発現のリスクが兄弟間で高くなることが
示唆されたと言われています。

ですので、
問診で家族や兄弟に腱板断裂の方がいるかどうか
聞いてみてもいいですね。

患「これって遺伝とか関係あるんですか?」

セ「家族や兄弟の中でこれになった人がいれば
 なっていない人に比べて多いという報告はありますね。」

Q6.両肩なるの?


A.片側が腱板断裂で治療を受けた方は、対側での発症リスクが高い

Dennisらは、部分的な腱板断裂、完全断裂で治療を受けた患者は
対側での断裂を発症するリスクが有意に高いと報告しています。

ですので、
患側だけではなく
定期的に健側の肩のケアも必要です。

実際、私も臨床で数名経験があります。

患「これって両肩なることもありますか?」
セ「片方なっているともう片方もなる可能性がありますね。
 私も過去に数名ほど経験あります。」

おわりに

いかがだったでしょうか?
詳しいことをもっと知りたい方は
こちらのnoteを覗いてください!
今回のクエスチョンも含めた全20問を
私なりの回答&実践編を書いています。


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理学療法士のじんたです。運動器疾患に対して実際の臨床で使える知識、経験を発信。認定理学療法士(運動器) 。大阪の病院に勤務。運動器を中心に診療。過去に多数の運動器疾患の患者様を担当。コンディショニング、むくみ改善、動きやすい身体作り、など、相談承ります!

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