みなさん、こんにちは理学療法士のじんた(@k_jinta)です!
今回は腱板断裂のなぜについて書いていきたいと思います。
一般の方はあまり聞き慣れないワードかもしれませんが、
説明していきますね。
Q1.腱板ってなに?
A.棘上筋(SSP)、棘下筋(ISP)、小円筋(Tm)、肩甲下筋(SSC)の総称 です。
正式には回旋筋腱板(Rotator cuff)と言います。
SSPとISPは表層を烏口上腕靭帯(CHL)に覆われ、その深層こそ各筋が独立した太い腱線維を有しているものの、
さらに深層では細い両筋の腱線維が入り乱れた構造となっています。
この5層を貫いているものを完全断裂、貫いていないものを不全断裂と言います。
患者さんとのやりとりの例を提示します。
患者さん→患、セラピスト→セ
患「腱板が切れてるって言われたんですけど、腱板ってなんですか?」
セ「腱板っていうのは、棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋っていう4つの筋肉の総称です。いわゆる肩のインナーマッスルです」
私はこのように受け答えすることが多いですね。
Q2.腱板断裂ってなに?
A.腱板の腱性部分が断裂し、筋線維の連続性が断たれた状態
完全断裂の場合は切れているサイズによって分類されます。
・小断裂:1cm以下
・中断裂:1〜3cm
・大断裂:3〜5cm
・広範囲断裂:5cm以上
不全断裂は滑液包面断裂、関節包面断裂、腱内断裂の3つに分類されます。
また、滑液包面断裂は痛みが強い印象です。
患「腱板断裂ってどういう状態ですか?」
セ「腱が切れている状態ですね。完全断裂と不全断裂があって、○○さんは不全断裂ですね。全部が切れているわけではなくて、部分的にさけて捲れ上がってるようなイメージですかね」
おわりに
いかがだったでしょうか?
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